📌「キリンビール」を展開する日本有数の飲料メーカー
📌 ビールだけでなく、医薬・ヘルスサイエンス分野にも注力
📌 安定した業績と高配当が魅力で、長期投資向きの銘柄

キリンホールディングスって、ビールの会社だよね?



そうだよ!
実は、ビールだけではなくて医薬や健康食品にも力を入れているんだ!



えっ、ビール以外にもそんな事業をしているの?



そう!
いろんな事業のおかげで安定した業績と高配当が魅力の銘柄なんだよ!
キリンHDってどんな会社?


まずはキリンHDの基本情報を確認しましょう。
設立:1907年(明治40年)、100年以上の歴史を持つ
事業内容:ビール・飲料の製造販売、医薬品・健康食品事業など
強み:ブランド力の高い飲料事業と成長期待のヘルスケア分野
キリンホールディングスは日本を代表する飲料メーカーの一つです。
「キリンビール」や「午後の紅茶」など、誰もが知るブランドを展開しています。
近年はビールや飲料だけでなく、医薬品や健康食品といったヘルスケア分野にも進出。
特に「プラズマ乳酸菌」などの健康関連商品が注目されています。



僕はビールの中でも一番搾りが大好き!



わかる〜!居酒屋のビールがキリンだった時はテンション上がるよね!
私は一番搾りが好きすぎて、大学生の時に古着屋で買った一番搾りのキャラクターのロンTをめちゃくちゃ着てたよ!笑
キリンHDの事業内容を解説!


キリンHDは、飲料・医薬・ヘルスサイエンスの3つの事業を展開する総合企業です。


ここでは、それぞれの事業内容や特徴を分かりやすく解説します!
1. ビール・スピリッツ事業(約44%)
キリンの主力!ビールを中心としたアルコール事業


この事業は2024年12月期の売上高が約1兆円で、キリン全体の約44%を占める主力セグメント。
国内外でビールやチューハイなどのアルコール飲料を販売し、安定した収益を生み出しています!
アジア・オセアニアを中心とした海外の市場にも進出しており、世界中で親しまれています。
取り扱い製品・サービス
🍺 ビール類(キリン一番搾り ハートランド)
🍹 チューハイ・ハイボール(氷結、麒麟特製シリーズ)
🌍 海外展開(オーストラリアの「LION」、ブラジルの「シュンカール」)
• 「キリン一番搾り」は日本の定番ビールとして高いブランド力を持つ!
• ビール需要が落ち込む中、糖質ゼロビールやクラフトビールで新たな市場を開拓!
• 海外事業が拡大中!オーストラリアやブラジルでの売上成長に期待!



日本のアルコールの消費量は1992年をピークに約25%も減っている。
でも、キリンHDは顧客ニーズを捉えた商品開発とマーケティングを武器に、昨年は一番搾りシリーズの晴れ風を目標比3割増と成功させて業績アップに繋げたよ!
一番搾りのこだわり


キリンHDの定番商品でもある一番搾りはとにかく美味しさにこだわって作られています。
キリンHDのHP内にブランド紹介ページがありますが、一番搾りのページには35のおいしい話が綴られています。
“一番搾り”の美味しさの秘密㊙️
- 美味しくできた時だけリニューアル
(※2024年時点で9回🍺) - 麦芽100%のみ使用🍺
- キリンHD独自の一番搾り製法で美味しいところだけを抽出🍺
- 低温麦汁濾過技術で雑味苦味を軽減🍺
- より明るく、今の時代に合ったデザインに🍺



だから、一番搾りは美味しい!



一番搾りを飲みながらこの記事書いてるけど、美味しい秘密を知っていればより美味しく感じられるね!
2. 国内飲料事業(約23%)
「午後の紅茶」や「生茶」でおなじみの清涼飲料ビジネス!


この事業の売上高は約5,600億円で、キリンの2番目に大きな収益源です。
日本国内でソフトドリンクを製造・販売し、コンビニ・スーパーなどで幅広く流通しています。
取り扱い製品・サービス
🫖 お茶(生茶)
→ 緑茶市場のシェア拡大を狙う!
🥤 紅茶(午後の紅茶)
→ 国内紅茶市場トップブランド!
🥛 乳酸菌飲料(iMUSE、トクホ飲料
→ 健康志向の高まりに対応!
• 「午後の紅茶」は、日本国内の紅茶飲料市場でトップの売上!
• 健康志向に合わせた機能性飲料(トクホや乳酸菌飲料)が成長中!
• 自動販売機やコンビニ向けに、新商品を次々と展開し市場を開拓!



ビールで培った技術が飲料事業における茶葉、コーヒー豆などへと応用されているよ!
3. 医薬事業(約20%)
ヘルスケア分野にも進出!新薬開発で収益基盤を強化


キリンはビール・飲料だけでなく、医薬品事業にも力を入れています。
この事業の売上高は約4,900億円で新薬やバイオ医薬品を開発・販売し、成長を続けています!
具体的な用途
• 腎臓病治療薬「クリースビー」
→ 国内外の病院で使用
• がん治療薬「ポテリジオ」
→ 免疫療法として注目!
• ワクチン開発
→ 感染症対策で需要拡大!
• ビール会社から医薬品メーカーへ? ヘルスケア事業を拡大中!
• 免疫療法やバイオ医薬品の開発が進み、将来の成長が期待される分野!
• ビール・飲料と医薬品の「二本柱」で安定収益を確保!



正直この事業が足を引っ張ってる状況…
でも、研究開発等の無形資産投資は強化すると明言しているから、いつか回収フェーズになると信じてる!
4. ヘルスサイエンス事業(約7%)
「プラズマ乳酸菌」で健康食品市場に進出!


キリンの新規成長分野として注目されているのが「ヘルスサイエンス事業」です。
2023年の売上高は約1,700億円ですが、健康意識の高まりとともに成長が期待される分野です!


テレビCMでよく見るFANCLは2019年に資本業務提携。
その後、2024年9月11日に株式公開買い付け(TOB)を成立させ、完全子会社化しました。



FANCLがこの事業の大きな柱となっています。
取り扱い製品・サービス
🦠 プラズマ乳酸菌関連製品(iMUSE、サプリメント)
🥛 機能性食品(ヨーグルト、プロバイオティクス)
🧬 腸内フローラ研究・健康関連サービス
• 健康ブームの追い風を受け、「プラズマ乳酸菌」商品が人気!
• サプリメントや機能性食品市場でのシェア拡大を目指す!
• 飲料・医薬品との相乗効果で、新たな事業の柱を育成中!



アミノ酸事業は2025年の10月あたりに売却予定!



2024年12月期に約290億円の売却損を計上してるよ!
キリンHDの銘柄分析


・売上高


大きく成長しているとは言えないけど、安定して推移しているね!
外食産業が落ち込んだコロナ禍は少し売り上げも落ちているね!
・営業利益


営業利益率はそこまで高いわけではないけど、同業種の企業と比較すると平均的な数値です。
長期で見て安定して利益は出し続けているね!
・EPS


上記で見た売り上げや営業利益率とは異なり、EPSはかなり不安定に推移。



2015年はマイナスになっているね…



これはキリンHDが上場して以来初の赤字だよ!
この赤字ではブラジルの子会社の特別損失を計上している。
・株主資本比率


株主資本比率は30%〜40%の間とまずまず。
赤字計上した2015年は10%ほど下がっているね。
それ以降は安定して推移!
・現金等


現金は大きく減った年もあるが、大方右上がりで増加傾向にある!
配当金と株主還元


📌 配当利回り:3.57%
📌 配当実績:2年連続増配中(非減配)
📌 配当性向:98.8%



配当性向がかなり高いね!



次の配当施策でも解説するけど、多少減益したとしても配当金は維持してくれる企業だね!
キリンHDの配当施策
原則として累進配当を実施する配当方針へ変更いたします
キリンHD HP(https://www.kirinholdings.com/jp/investors/stock/dividend/)



ついにキリンが累進配当を宣言!DOEと累進配当なんて最強タッグ!



今まで以上に安定配当が見込めるね!
株主優待を紹介


株主優待はオリジナル優待品です。





2025年から長期保有のみになったから要注意!
AIがキリンHDの今後成長要因を分析!


キリンといえば「ビール!」というイメージが強いですが、最近は医薬品やヘルスサイエンス事業にも力を入れています。
では、今後の成長はどうなるのか?
AIが考える キリンホールディングスの成長要因 を3つ紹介します!
1. ヘルスサイエンス事業の成長が期待できる!


健康志向の高まりで「プラズマ乳酸菌」がヒットの兆し!
キリンはこの成分を使った「iMUSE(イミューズ)」シリーズを展開し、健康食品市場に本格参入しています!
✅ 健康ブームで乳酸菌飲料・サプリ市場が拡大!
✅ 飲料・医薬品のノウハウを活かし、独自の健康食品ブランドを確立!
特に高齢化が進む日本では、免疫系のサプリや飲料の需要が伸びる可能性が高い!



将来的にこの分野がキリンの新たな柱になるかも?
2. 医薬品事業の成長が業績を安定させる!


ビール会社から「医薬品メーカー」へ、新薬開発がカギ!
キリンは医薬品子会社の「協和キリン」を通じて、新薬やバイオ医薬品を開発・販売しています。
特にがん治療薬や免疫療法の分野で成果を上げており、今後の成長が期待される分野です。
✅ がん治療薬「ポテリジオ」など、独自の医薬品を開発!
✅ 医薬事業は景気の影響を受けにくく、安定した収益が見込める!



ビールの売上が減少傾向にある中で、医薬品事業が成長すれば、会社全体の収益基盤がより安定するかも!
3. 海外市場の成長が追い風!


オーストラリア・アジア市場でビール事業を拡大!
国内のビール消費は減少していますが、海外市場ではまだまだ成長の余地あり!
特にオーストラリアの「LION」やブラジルの「シュンカール」など、海外ブランドの成長が期待されています。
✅ アジア市場では「キリン一番搾り」などのプレミアムビールが人気!
✅ オーストラリアではクラフトビール市場が拡大中!



国内のビール市場が伸び悩む中、海外事業の成長が業績を支える可能性が高いですね!
キリンHDの今後の懸念点 を2つ紹介


もちろん、成長が期待できるとはいえ、リスクもあります。
ここではキリンHDの今後の懸念点を2つ紹介します!
1. 国内のビール消費が減少している…


「若者のビール離れ」で市場縮小のリスク
日本ではビールの消費量が年々減少しています。
特に若者のお酒離れが進んでおり、今後も市場の縮小が続く可能性が高いです。
✅ ビールの消費量は1990年代をピークに減少傾向!
✅ 酒税改正で「第三のビール」などの価格が上がり、消費が落ち込む可能性も!



国内ビール市場が伸び悩む中で、ヘルスサイエンスや医薬品事業の成長がどこまでカバーできるか? がポイントになりそうです。
2. 医薬品事業の競争が激化!


医薬品事業は成長の可能性が高いですが、その分 競争も激しいです。
特にバイオ医薬品は開発に時間とコストがかかるため、新薬が思うようにヒットしないと利益に影響が出る可能性も…
✅ がん治療薬などは、大手製薬会社との競争が激しい!
✅ 新薬開発には莫大な投資が必要で、成功しなければ赤字リスクも!



今後、キリンの医薬品事業がどれだけ成長できるか? が長期的な業績に大きく関わってきそうです!
まとめ|キリンホールディングスは安定配当と成長性が魅力!
📌 ビール・飲料事業を中心に、医薬品やヘルスサイエンス分野にも展開する総合メーカー。
📌 プラズマ乳酸菌やがん治療薬など、健康・医療分野での成長が期待される。
📌 連続増配を継続し、高配当株としても注目される銘柄。
キリンHDは、ビール・飲料事業を中心に医薬・ヘルスサイエンス分野にも展開する企業です。
連続増配を続ける高配当株であり、安定した株主還元が期待できます。
プラズマ乳酸菌やがん治療薬など、新たな成長分野への投資も積極的。
長期的な安定配当と将来の成長を狙う投資家におすすめの銘柄です!



キリンはビールだけじゃないんだね!



そう!将来ビールの売れ行きが悪化しても業績を維持していけるような企業努力が感じられるね!